
眼科について
Ophthalmology
当院眼科では、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術、小児眼科、近視矯正治療「オルソケラトロジー」の3つに特に力を入れて取り組んでおります。
診療内容
従来の単焦点眼内レンズは、かすみがかった視界をクリアにすることが手術の目的でしたが、今は濁りの除去と同時に視力も回復できる老視矯正の多焦点眼内レンズに注目が集まっています。
選定するレンズにより遠視・近視、さらには乱視矯正までも可能となります。
- 厚生省認可の多焦点眼内レンズ手術は2020年4月より「選定療養」に指定され、費用負担が軽減されました。
※海外輸入のレンズは「自費診療」での手術となります。
選定療養について - 最新デジタル白内障手術支援システム「The ORA System」(県内2台のみ)を導入し、術後の見え方を左右する計測誤差を極限まで追求した手術を行っています。
高精度を求めるこだわりの機器 - 国内初承認の3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」を取り扱っております。
取り扱いレンズ一覧

視力低下や眼位異常、弱視、色覚異常など数多くの子供達が来院されます。
視機能検査の専門知識をもった視能訓練士が常勤し、医師と連携して小児の検査・治療に取り組んでいます。
小児眼科は早期発見、早期治療が大切です。当院では通常まだ視力検査ができない1歳未満の赤ちゃんから、屈折検査が可能です。
【お子様が近視でお悩みの方へ】
6~12歳以下の学童を対象に近視の進行を抑える治療(自費診療)を行っております。
学童期は近視進行の抑制にとても重要な時期ですので、お悩みの方はお早めにご相談ください。

専用のコンタクトレンズを使用し、レーシックなどの手術治療は行わずに、裸眼視力を改善させる新しい近視の矯正治療法です。
成長期の近視の進行を抑制できることが期待されており、世界的に注目を浴びています。レーシックなど手術の適応がない18歳未満の方も治療可能となりました。

その他主な取扱い疾患
*当院で治療が難しい疾患は、大学病院など高次施設との連携を図った治療をご提案します。
当院で受診可能な検査一覧
- 視力検査
- 眼圧検査(NCT、i-care)
- 角膜内皮検査
- 色覚検査(石原式、SPP-1、パネルD-15)*3種類の色覚検査に対応
- 視野検査(ハンフリー静的視野、ゴールドマン動的視野)
- 眼位・眼球運動検査(Hess)
- 眼底写真(カラー、蛍光造影検査、自発蛍光検査)
- OCT(眼底3次元解析)
- 前眼部OCT(前眼部3次元解析)
- 小児検査(斜視、弱視)・訓練
視能訓練士とは?
視能検査を行うと共に、斜視や弱視の訓練治療にも携わる国家資格をもった医療技術者です。当院には視力低下や眼位異常を指摘された子供たちが数多く来院しています。
未来を担う子供たちの目の健康を守るために、視機能検査の専門知識をもった視能訓練士が在籍し、医師と連携して子供の検査・治療にあたっています。子供たちが安心して臨めるよう明るい雰囲気を心がけ、言葉がけなども工夫して対応しております。
