皮膚科美容皮膚科DERAMTOLOGY / BEAUTY DERAMTOLOGY

BRUISE あざの治療

Bruiseあざ治療について

病変が広範囲な場合や、眼に近い場合など、全身麻酔での対応が必要となるような場合は年齢によっては大きな病院へご紹介させて頂いております。

青あざでお悩みの方は、保険適応のレーザー治療が可能です。

当院で取り扱いのある保険適応の青あざは下記の通りです。

Typeあざの種類

異所性蒙古斑

通常生まれたころ臀部に出る青色斑(蒙古斑)は、10歳前後には一般的に消失します。
それとは異なり、腕、手、足、胸などに生じるものを異所性蒙古斑と呼び、歳をとっても完全に消失しません。
老若男女問わず治療可能ですが、あざは若いうちに治療開始するほど効果的です。特に異所性蒙古斑は生後3ヶ月までに開始することをお勧めしています。当院では生後1ヶ月よりお受けしております。気になり始めたらまずは早めにご相談ください。

異所性蒙古斑

異所性蒙古斑発症箇所の例

異所性蒙古斑発症箇所の例
異所性蒙古斑発症箇所の例

太田母斑

額、目の回り、頬、鼻、耳介に生ずる青あざで、通常、顔の片側に生じます。
生後半年以内に生じることが多く、出生時に存在することは稀です。
また思春期に色が濃くなったり、新たに色素斑が生じることがありますが、20~40歳代に発症することも稀ではありません。
そばかすやしみ、目の下のくまと見間違われることもあり、医師の診断が重要となります。

太田母斑

Equipment当院で導入しているレーザー機器

米国のFDAの認可と日本の厚生労働省の認可を得ている医療レーザー治療機器を2種導入しています。この2台が揃うのは、外房エリアでは当院のみとなります(2024年10月現在)皮膚の異常メラニンだけにレーザーが反応し、ピンポイントで徐々に色を薄くしていくことができます。

ピコセカンドレーザー「Pico Way」

‟ピコレーザー”の中でも、特に高性能であるシネロン・キャンデラ社製 PicoWay「ピコウェイ」を導入しました。パルス幅が市場最短で、且つ従来の光熱作用が少ないため周辺組織へのダメージを最小限に抑えた治療が可能となります。より安全に、確実に、メラニンを破壊することが期待できます。
照射時間:ピコ秒(1兆分の1秒)

ピコセカンドレーザー「Pico Way」

QスイッチアレキサンドライトレーザーⅡ

特定の色に対して効果を発揮し、皮膚の異常メラニンだけにレーザーが反応するためピンポイントで徐々に色を薄くしていくことができます。
照射時間:ナノ秒(10億分の1秒)

QスイッチアレキサンドライトレーザーⅡ

Flow治療までの流れ

初回来院時

  1. 診断&治療計画

    症状の確認後、個々に併せた治療計画を作成します。

  2. レーザー治療についてご説明
  3. 治療内容への同意確認

    同意書へのご署名が整いましたら、次回来院時よりいよいよ治療開始です。
    処置日は基本的に予約制となります。

    • 処置日の決定&ご予約は、診察時にのみ承っております。
      後日お電話ではお受けできませんのでご了承ください。
      お悩みの場合は、改めて後日受診頂き、再度診察のうえ、処置日の予約をお取りします。
診断&治療計画

処置当日

  1. 麻酔

    病変部に麻酔クリームを塗布し、約1時間待ちます。(この間外出可能です)

  2. レーザー照射
    • あざの場合は、初回に必ずテスト照射を行います。
  3. 治療終了

    レーザー照射部位に軟膏をつけ、テープで覆い終了です。

    • 約10日間はテープ保護(肌色)が必要です。
麻酔

その後の経過観察

  • 約1週間後、経過観察のため来院頂きます。
  • その後は1ヶ月おきに通院いただき、3ヶ月目に判定を行います。
  • その判定結果に応じて2回目以降のレーザー照射を検討します。

Q&Aよくあるご質問

治療は痛くないですか?

表面麻酔(クリーム)を使用しますので、ほとんど痛みを感じない方が多いですが、麻酔をしても照射の際はわずかにゴムで弾かれるような痛みがあり、無痛ではありません。

レーザー照射後、効果をすぐに実感できますか?

あざは照射直後に消えるわけではありません。しみと異なり病変が皮膚の深いところにあるため、焦らず少しずつ照射を重ね徐々に薄くしていきます。

治療期間、回数はどのくらいですか?

症例により異なります。肌の色は個人差があるため、治療間隔などは個々にプランをお立てします。若い方程、治療回数が少なく済むことが多いです。
(標準的治療回数の目安:3ヶ月を1クールとし、合計2~10クール行います)

なぜ、乳児期における早期治療開始が望ましいのですか?

乳児期は皮膚が薄いためレーザーの効果が得られやすく、回数も少なくて済みます。外出する機会も少ない時期ですので、紫外線による悪影響を受けにくい好条件で治療できます。また、3歳未満の場合ほとんど記憶に残らないと言われています。

治療を受ける際に注意することはありますか?

治療前後は、日焼けをしないように紫外線への対策を入念に行ってください。

処置当日は洗顔できますか?

照射当日は水に濡らすことが出来ないため、洗顔、また処置の部位が顔以外の場合は入浴をお控えください。翌日以降は可能になりますが、照射部位を擦らないようにご注意ください。

初めて受診しますが事前予約はできますか?

はい、あざ治療のご相談は1ヶ月先までの事前予約をお電話にて承っております。
皮膚科予約 TEL:(月・火・木 9:00~11:00)
または代表TEL:へお問合せください。

治療費用はどのくらいですか?

保険診療による処置料(レーザー1回あたり)

  • 千葉県小児助成金対象者:0円~300円
  • 3割自己負担者面積計算:6,000円~11,850円
  • 診察料、処方料、薬代が必要に応じて別途かかります。

VOICE患者さんの声を
聞かせてください

当院受診に関してのご意見などがございましたら、専用サイトより皆様のお声をお聞かせください。
お褒めの声はスタッフの活力として、ご不満の声は今後取り組むべき改善策のきっかけとして活用させて頂きます。